「ありがとな白雪!!」

「テンション高けぇ…」

「お前なら教えてくれるって信じてたぜ!」

「3時間で5教科詰め込むからな。死ぬ気でやれよ」

「え…、なにそれ白雪くんてば鬼畜すぎない?」

「何言ってんだ。俺の時間をお前の為に3時間も割いてるだぞ。チョー優しいだろ」

「お前、優しいって意味わかってる? 1回辞書で調べてみ?」

「はぁ?」




途中よったコンビニで買ったパックジュースを啜るのをやめ、失礼極まりのを無いことを言うそいつに顔を顰める。これから俺に教えをこう身でありながらなんて態度だ。


やっぱり教えるのは辞めようか、それとも逆に扱き倒してやろうか。そう考えあぐねていたその時、





「白雪くん?」