駅から出て、10分位歩き動物園についた。
「チケット販売こっちだって!」
ついに動物園につきテンションが少し上がった。
「先輩!もうチケットありますから!」
ジャンッと言いながら2枚のチケットを出した。
「え!すごい!!
じゃあお金払うから!」
財布を取り出そうとバッグの中を探ると、手首を掴まれて、さっきと同じように手を繋がられた。
「いらないよ。先輩とデートできればそれで。」
優しい瞳に見つめられ、顔に熱が集まった。
「あ、ありがとっ」
私にしてはいつもより素直にお礼が言えた方。
ひと通り見た私たちは、最後にパンダを見て帰ることになった。
「パンダだよ!楽しみだね!藤田くん!!」
かなりテンションも上がっていて、グイグイと手を引っ張った。
近くまで行くと、たくさんの人がいた。
女子はみんな、藤田くんを見て、頬を赤く染める。
そのことちょっとムッとなった。
!?
なってないなってない!
私が嫉妬するなんてそんなことあるわけ無い!


