―Side:Airi
将輝もちゃんと驚いてくれて、安心した。
リビングに入り、席に座って、また改めて将輝の格好を見た。
「かっこいい…。」
「そう?」
そう言って、マントを少し引っ張って広げた。
声に出てた…。
恥ずかしい…
「俺としては、先輩のその格好のほうが理性ぶっとぶけどね」
艷やかな瞳に見つめられた。
「っ!!ぶっとぶ!?」
照れた私はこの甘い状況をどうにかしたくて、
「ねっ!頑張って料理作ったの!
た、食べて!」
私がそう言うと、将輝は料理に目を向け、一番手前にあったかぼちゃのグラタンを口に入れた。
ど、どうかな…?
料理なんかいつもしないから、美味しくなかったらどうしよう…。
「んっ。美味しい!」


