そうして、先輩の家についた。
「ありがとな!颯太!おばさんも!」
そう言って車から降り、家のインターフォンをおした。
「あれ?」
部屋の電気はついてないみたいだし、誰も出てこない。
扉に手をかけると、ガチャと開いた。
もう先輩。
鍵開けとくなんて不用心だな〜。
開けると…。
パンッ。
「お誕生日おめでとー!!」
長袖は黒レースで透けていて、黒の膝上スカート。鈴のついたチョーカー。そして、猫耳のカチューシャ。
その格好はまさに黒猫。
そして使い終わったクラッカーがその手に。
黒猫の格好をした先輩が照れ臭そうに俺を見ていた。
可愛すぎる先輩の姿の思わず抱きついた。
「ちょっ!ちょっと!将輝?
あがろ?」
おどおどしている先輩もかわいい。
リビングに入ると、かぼちゃなどを使い施されたハロウィンの飾り。
机にはたくさんの料理。
「これ、先輩が一人で?」
「うん、心春たちに時間稼いでもらって!」
ヘヘッと笑った先輩を抱きしめた。


