―Side:Masaki
いつものように先輩の教室に行くと、心春先輩がいた。
「心春先輩!今日先輩は…?」
待ってましたと言わんばかりのキラキラした顔。
??
どうしたんだ…?
「今日ね、愛理ちゃんちょっと用事あるんだって!これ渡してほしいって!」
そう言って渡されたのは、ハロウィン風のミニカード。
『颯太くんのもとへ。ちゃんと指示に従ってね!』
颯太?
何で颯太のとこなんか…。
そう思っていると、人が歩いてくる気配がした。
ポンと肩に手をのせられた。
「颯太?これどう言うこと?」
ミニカードを見せながら言うと、
「あぁ!僕についてきて〜!」
先輩が指示に従えって言ってるから…。
先輩のために。
横目でひらひらと心春先輩が手を振っているのが見えた。


