「並んだ?じゃあ行くよー!」
これから体育館に向かい、歌練習をするらしい

翼をください?だっけあれならみんな知ってるだろうからって練習するらしい。
1時間も!

そんな歌練習に時間なんか必要なのかな
それになに小学校別になってその校歌歌うとか意味わかんないんですけど

南小、水小、山小にわかれて歌うとか
まぁいっか

そして本格的に歌練習が始まった

一人ずつ歌うらしい
そしてうちの番が
「いま〜♪私の〜♪願い事が〜♪叶うならば〜♪」
「音程があってるし綺麗な歌声!吹奏楽部にきなよw」
「え?あ、はい?興味があったら行きますありがとうございます」


謎の先生。こんなうちの歌が上手かったら世界中の人はそれにここにいる人たちのほーが上手いっつーの




みなさーん!入学式の準備があるのでクラスに戻ってくださーい!
【はい!】




そしてクラスに戻り先生もいない中ざわつき始めた
私はひまだったためいろんな人の声に耳を傾けてみた

「出席番号女子の最後の子かわいくない?」
「それなめっちゃ可愛い!」
「仲良くしたいけど話しかけにくいよね…」
「それなー!なんかあまり喋りかけないでって感じのオーラだよね」
「なんじゃそれw」
「え?ちがうの?」
「ちがうだろ!wうちはやっぱ可愛すぎるからドキドキしちゃうから無理かもな〜」
「あー!そういう?」
「そそ!」

女子の出席番号最後の人って誰だろう。
うちの後ろにもう一人いたのかな
今日はお休みなだけかな?










いやお前だよ









ん?誰か知らないおじさんの声が聞こえたぞ?誰だろうな
「ぷぷっw」
「しんちゃんなんで笑ってるの?」
「だってお前さっきから心の声丸聞こえw」
「ふへぇ!?」
「wwwwwwwwwwwwwwwww腹痛くなるからやめろwww」
「しんちゃんが勝手に笑ってるだけじゃん!」
「ごめんごめんw」
「もう!」


しんちゃんの意地悪!
しんちゃんなんか知らないモーンべーだべー!






そんな時放送がなった
【まもなく入学式が始まります。移動開始してください。】


うちのクラスはギャーギャー騒ぎながら先生に怒られまくってました…笑笑