うん、別にいいんだよ。
家に帰っても暇だし。

そう思いながら、黙々と掃除をした。

「ハールカ!あんた、また代わったの?」

「ミチル。用事があるんだってさー」

私がそう言うと、ミチルはため息をついた。
ぶつぶつと文句を言いながらも、手伝ってくれるミチルは優しい。

「ハルカ、今日オープンするパンケーキ屋があるんだけど行かない?」