君に恋する3秒前。



「えっ、もしかして泣いてる!?」

陽汰が泣き出してしまった。


書くことが多すぎて、ここまで絞ったんだよ?


こんな手抜きみたいな文でも伝わったってことなのかな。


優しい子だな、陽汰は。


陽太の顔を見てたら、違和感に気づいた。




色が、無い。


陽汰の、碧色がない。


うそ、でしょ。


だって、何もなかったじゃん。


頭痛も、目の痛みもなかった。


なのに、どうして?


あたしはパニック。


あたしの異変に気づいた陽汰が背中をさすってくれる。