「そういえば、陽汰って誕生日いつなの?」 《明後日。》 ・・・はい? 明後日って言いました!? 思わずメールの文面を二度見する。 「ど、どうしようプレゼント用意してないよ!」 陽汰は慌てて手を振る。 《そんなの、いいよ!》 いつもお世話になってるのに、何も渡さないなんてありえないよ! でも、何がいいかなぁ・・・ 形に残らないものがいいよね・・・