好きって言ってほしいのは、嘘つきな君だった。



「この前言ってたDVD借りたから一緒に見ないかなって思っただけ!」

「え、マジ?」



真っ赤になりながらもそう言った舞の言葉に、俺はまんまと食いつく。


去年大ヒット上映されていた、アクションものの洋画。



邦画よりも洋画、邦楽よりも洋楽派な俺は、よく舞にお勧めのものを語っていた。


まぁ、こいつは英語苦手なわけだけど。




「借りて来てくれたんだ?」

「あんたが推してたからね」

「やっさしー、舞ちゃん」


それなのに俺のために借りて来てくれるあたり、流石は舞だ。まじで好き。