「ぽーい」

夏帆は、3階の窓から私の制服を投げ捨てた。制服は、ふわりふわりと軌道を描いて、地面に落ちたのが見えた。

「ちょっと、何するの!?」
「え、知らない〜。帰ろう、真子、綾乃」

3人はにやにやしながら、帰路につき、私は1人廊下に取り残された...下着姿で。