パシャリ

嫌な音が、教室に響き渡る。

夏帆は私の下着姿を、自身のスマホで撮影した。

「撮っちゃった〜。この写真ばらまいて欲しくなかったら、これからも、うちらの言う事ききなよ?」

そういうと夏帆は、スマホで撮影した写真を見せてくる。
そこには、私の恥ずかしい姿が、くっきりと撮られてしまっていた。

「どーん」

呆然と立ち尽くしていた私は、真子に力いっぱい叩かれ、床に尻餅をついた。

「惨めすぎて、うけるんですけど」
「お前このまま、下着姿で学校徘徊しろよ?これ命令な」

いじめっ子達はそういうと、私を廊下に連れ出した。