1階に降りてマンションを出てん。 暗い夜空に月が目立つ明るさを帯びてる。 満月でも三日月とも言えぬ月やけどな。 昼間とは、比べ一段と体を冷やしてゆく風と真冬の寒さが蝕ようにしてな。 俺は、手は、突き刺すほどの痛さを感じてるが気にしてられへん。 足を止める訳には行かへん。 俺は、無我夢中に走って俺は、ある家で足を止めてん。 インターホンを鳴らしてん。 俺は、今、何時かも知らへんしあいつがどんな態度で出てくるのかも分からへん。