「いやぁ、永遠。
5日間、学校休んでるから心配したんだよ。
ちゃうわ。
清々してるわ。
そうそう、さっきなぁ。
刑事さんが、クラスの潤くんと健哉くんが連れて行ってた。
どっかの病室から逃げるように去るのを追いかけてたのを観たの。
何か有ったのかなぁ」


あいつに肩を叩かれて、いつもに増して喋っとるあいつ。


「うん、何があったやろう」

「永遠の休みと関係あるの」


ええ、潤と健哉が病室でいっとったんか。


それさえも俺には、分からへん。


「俺」

鼻で笑ってあいつは、

「改まって、アホ」