「佐田礼二さんですね?私達はこういう者です。」


男が取り出したのは警察手帳。


よかった。

間に合った!


「さあ!早く中へ!」


急いで彼らを中へ入れると鍵を閉めチェーンをかけた。


「いやぁ〜、まさか貴方が狙うなんて怪人もおかしなもんですね。」


言ったのは渋い顔の男だった。


見るからにベテランといった感じだ。