嘘ツキが咲う


「だって、最後って…」

いつもは男らしいはずの先輩が弱ってる。
こんな時なのに
『かわいい』とか思ってる私に呆れた。

「それは先輩が忙しくなって、私と会うことは無くなると思ったからです。」

大学生と高校生じゃ時間帯も違う。
付き合ってるわけじゃないし
土日はバイトとかで忙しいだろうから
きっと会うのなんてどこかで偶然…くらい。

「…じゃあ、会おう。」

「え?」

花が咲くように笑顔を浮かべる先輩。

なんで、そうなったの。
なんで、嬉しそうなの。
なんで …