きっと先輩の彼女になれる女の子は、
もっと努力をしている“可愛い”女の子。
こんな会話はしないだろうし、
メイクも何も興味が無い私なんて
あまりにも違いすぎる。
なんかもう、惨めだ。
いつもより早起きをして、
いつもより頑張って髪のアレンジをして、
いつもよりスカートを折って、
いつもよりも可愛く見られようと思った。
少しでも私のことを見てもらえるように。
でも無駄だった。
先輩は私のこと“後輩”としか思ってない。
恋愛対象でも何でもない、
友達…いや、仲のいい後輩。
これから離れてしまうのに
私にある可能性なんてゼロだ…。

