「アイス食べたい、アイス...。」

「俺今、金持ってないぞ。」

「私も。」

「じゃあ諦めろ。」


金無しじゃ、アイスどころか飲み物さえ買えねえよ。


「ぶぅ...。」

「そのまま豚にでもなれ。」


俺がそう言うと、ひまりの顔が人際厳しくなった。

鋭い視線のまま、俺を睨みつけてくる。