_朝陽へ

まず最初にたくさん嘘をついてごめんなさい


私はもう朝陽に会えません


それから " 私の最後の思い出 " を
作れてよかった


夢で 私が生きてないことを言うと
朝陽は必ず悲しんでくれると思ったから


あえて言わなかったのごめんなさい



私本当は夢の中で朝陽に触れることが出来たの


でも触れてしまったらきっといつまでも一緒に居たくなっちゃうから



…朝陽には触れられないって嘘をつきました


朝陽が私のために 二つ目の未練のこと


嘘ついてくれてたの知ってた気づいてた

ありがとう嘘つかせてごめんなさい