「美月、具合どう?」 「お薬飲んで寝たらよくなった!」 「よかったー!夕食は?食べに行けそう?」 「うん!」 「あとさ、お菓子とか買ってきたから、優希と後で食べよー!」 みんなが帰ってくる少し前。 保健の先生が戻ってきたみたいで、また様子を見にきてくれた。 熱もほとんど下がって、いっぱい眠れたせいか、朝のだるさもなくなった。