一生懸命頑張って働いてくれている

綾香の事を晴香は、心から

尊敬していた。

でも、頭とカラダは時々ちぐはぐになる。

仕事で忙しいとわかっていても

『今、話したい!』

と思った時にいつも綾香はいなかった。

そんなことがつづくうちに

いつしか晴香はすべてに

投げやりになっていたのだった。