今日は、かなり時間が長引きそうだ。

晴香の夕食を準備してこなかった。

仕方ない‥お客様が最優先である。

また、晴香はコンビニのお弁当だ。
可哀相だが、やむを得ない‥・
せめて、晴香の携帯に
メッセージくらい残しておこう。

トイレを借りるついでに香織は
晴香にメールを入れた。

『ちゃんと、学校に行った?
今日は遅くなりそうだから
御飯食べておいて‥ごめんね。
週末は、久しぶりにご馳走
作るから♪』

部屋に戻ると‥
「すみませんでしたぁ‥
ご用意はお済ですか?
お一人ずつ順番にお顔の
エステから始めさせて頂きますので。」

香織は笑顔で仕事を始めた。