何一つ変わりない毎日、
当たり前に過ぎてゆく日常。
毎日、すごく楽しかった。
当たり前の日々が…
日々から明かりが消えるのは、突然のことだった。
「りゅうくん!!!!」
「っと、のぞか。急に飛びつくなよー危ないから。」
「おっはよー!のドーン」
「ふっ、なんだそれ 。早く教室行こーよ。」
私は、太田希望(おおた のぞみ)。
今私がドーンと飛びついたのは、だーい好きな彼氏、
桧山隆(ひやま りゅう)。かっこよくて、なんでもできて、意地悪だけどすんごく優しい、自慢の彼氏です!
「おはよー!みんなー!」
「おーはよー」
これ、日課!2人で一緒に教室入るの。
「ふー!朝かららぶらぶだな」
「いつものことじゃない。おはよー希望ー」
「おはよ!りっちゃん!」
こちらはりっちゃんこと佐倉律(さくら りつ)と相田結城(あいだ ゆうき)高1の時に仲良くなってから、ずっと仲良しなの!
「希望ー、お前も昨日提出のプリント出しに行くだろ?」
「あっ、そうだぁ…うわぁ、鬼先…」
「がんばれ、結城。」
「のぞー、死ぬなよー。」
「が、頑張る。」
鬼先とは、その名の通り鬼怖い多田雄二(ただ ゆうじ)先生!うちのクラスの担任で、数学教師です。私と結城はまあ提出物の出が悪く…
「まぁた、お前らはぁ!!」
「「っす、すいませえええん!」」
今日のところはどでかい声量の説教で済みました。
「こ、怖かったぁ…」
「あははっ、まじ焦ったあ、まあこんくらいちょちょいのちょいだな。」
結城、のぞの袖掴んでたくせに、怖くねーとか言ってるの、有り得ない!あとでりっちゃんに言っちゃおー。
「りゅうくーーんーー!」
「だぁから期限に出せっつったのに。」
「帰りカフェ寄って帰ろー」
「太るぞ。」
「いいもーん」
私は落ち込むとカフェでたくさん食べたくなるの。だから今日はりゅうくんと一緒にカフェに行くって決めたの!
「あっ、りっちゃん達も行こーよー、結城も落ち込んでるでしょ?」
「うまいもん食って忘れるとか幼稚園児だな、おい。」
「まあまあ、たまにはいいんじゃないの。」
「やったあぁぁ!」
あ、そうだ。伝えることがあるんだった。
「あのね、りっちゃん…(ボソッ」
「ちょっと結城!!!あんたはまた男気のないやつ。」
ふん。のぞのが怖かったのに、なんか怯えてた罰よ。ふーん。
「ゲ、な、なんだよ急にー!?」
「結城、お前、のぞになんかしたろ。」
「してねーよ。」
「聞いて!りゅうくん、こいつ怒られてる時、のぞの袖掴んで怯えてたの!」
「…それだけ?で、律も?」
「「うん。」」
「言ったろ?俺何もしてねーんだって。」
「そんなことで争ってる暇あるの?1時限目移動だよ?」
「「「あー!!!」」」
「ちょっと、わたっ、結城!それ取って!」
「どれだよ、「んーもう!ペンポーチ!早く!」
「りっちゃーん!教科書なあーい!」
「私知らないからね!はい、早く行く!」
「のぞ、見せてあげるから、はい、全部持った?急げ。」
りゅうくんー…神ー…優しい大好きー。
でも結局、私だけ遅刻で怒られちゃいました。
「んー!おいしいっ!!最っ高。」
「のぞ、クリームつきすぎ。」
はーい、放課後私たちは約束通り、カフェに来ております!新作のパフェが出たんだって。チョコといちご迷ったから、二つ頼んじゃったんだけど…量多い…
あとね、りゅうくんにお願いして、あーんしてもらってるの。慰めてって理由で。
「希望バカねー、二個も食べれるわけないのに。」
「だってーーー。美味しそうなんだもん。」
「律も俺があーんしてあげよっか?♡」
「却下。」
こんなんでもずっと笑ってられるし、居心地いいし、パフェ永遠食べてたいな〜なんて…
「おなかいっぱいー…」
「のぞ、ダイエットは?(笑)」
「ひょ、しょうがないもん!明日から!」
「「「はははははっ!」」」
どんどん時間は流れた。楽しい時間はあっという間なんだよねー!今度はみんなで、遊園地とか行きたいな!そろそろ夏休みだし。りゅうくんとも2人でどっか行きたいなぁ…
「おし、じゃあお腹出して寝るなよ。」
「寝ないもん。」
「ははっ、じゃ、帰ったらメールするわ」
「ばいばい。」
「ばいばい。」
別れる時が一番寂しくなる。また明日も、会えるのにね…
「のぞ。」
自分の家に向かって歩いていったりゅうくんが、Uターンしてこちらに向かってくる。
「…チュ」
「ん、な!何!急に!」
「寂しいだろなーと思って。てか俺がそうだった。今度二人で遊び行こうな、行きたいとこ決めといてな。また明日ね。」
頭ポンポンして、また家に向かって歩いていった。改めてりゅうくんの手が男らしくて、安心できたのと、同じ気持ちだったってことで嬉しかった。なぜか彼の背中をずっと見ていたくなってしまって、遠く見えなくなってしまうまで、見つめていた。
「背ぇ、高いなぁ。背中大っきい…」
彼が見えなくなってから5分…ちょっと涼しくなってきて、思わずみとれてたんだけど、我に帰り急いで家に入った。
当たり前に過ぎてゆく日常。
毎日、すごく楽しかった。
当たり前の日々が…
日々から明かりが消えるのは、突然のことだった。
「りゅうくん!!!!」
「っと、のぞか。急に飛びつくなよー危ないから。」
「おっはよー!のドーン」
「ふっ、なんだそれ 。早く教室行こーよ。」
私は、太田希望(おおた のぞみ)。
今私がドーンと飛びついたのは、だーい好きな彼氏、
桧山隆(ひやま りゅう)。かっこよくて、なんでもできて、意地悪だけどすんごく優しい、自慢の彼氏です!
「おはよー!みんなー!」
「おーはよー」
これ、日課!2人で一緒に教室入るの。
「ふー!朝かららぶらぶだな」
「いつものことじゃない。おはよー希望ー」
「おはよ!りっちゃん!」
こちらはりっちゃんこと佐倉律(さくら りつ)と相田結城(あいだ ゆうき)高1の時に仲良くなってから、ずっと仲良しなの!
「希望ー、お前も昨日提出のプリント出しに行くだろ?」
「あっ、そうだぁ…うわぁ、鬼先…」
「がんばれ、結城。」
「のぞー、死ぬなよー。」
「が、頑張る。」
鬼先とは、その名の通り鬼怖い多田雄二(ただ ゆうじ)先生!うちのクラスの担任で、数学教師です。私と結城はまあ提出物の出が悪く…
「まぁた、お前らはぁ!!」
「「っす、すいませえええん!」」
今日のところはどでかい声量の説教で済みました。
「こ、怖かったぁ…」
「あははっ、まじ焦ったあ、まあこんくらいちょちょいのちょいだな。」
結城、のぞの袖掴んでたくせに、怖くねーとか言ってるの、有り得ない!あとでりっちゃんに言っちゃおー。
「りゅうくーーんーー!」
「だぁから期限に出せっつったのに。」
「帰りカフェ寄って帰ろー」
「太るぞ。」
「いいもーん」
私は落ち込むとカフェでたくさん食べたくなるの。だから今日はりゅうくんと一緒にカフェに行くって決めたの!
「あっ、りっちゃん達も行こーよー、結城も落ち込んでるでしょ?」
「うまいもん食って忘れるとか幼稚園児だな、おい。」
「まあまあ、たまにはいいんじゃないの。」
「やったあぁぁ!」
あ、そうだ。伝えることがあるんだった。
「あのね、りっちゃん…(ボソッ」
「ちょっと結城!!!あんたはまた男気のないやつ。」
ふん。のぞのが怖かったのに、なんか怯えてた罰よ。ふーん。
「ゲ、な、なんだよ急にー!?」
「結城、お前、のぞになんかしたろ。」
「してねーよ。」
「聞いて!りゅうくん、こいつ怒られてる時、のぞの袖掴んで怯えてたの!」
「…それだけ?で、律も?」
「「うん。」」
「言ったろ?俺何もしてねーんだって。」
「そんなことで争ってる暇あるの?1時限目移動だよ?」
「「「あー!!!」」」
「ちょっと、わたっ、結城!それ取って!」
「どれだよ、「んーもう!ペンポーチ!早く!」
「りっちゃーん!教科書なあーい!」
「私知らないからね!はい、早く行く!」
「のぞ、見せてあげるから、はい、全部持った?急げ。」
りゅうくんー…神ー…優しい大好きー。
でも結局、私だけ遅刻で怒られちゃいました。
「んー!おいしいっ!!最っ高。」
「のぞ、クリームつきすぎ。」
はーい、放課後私たちは約束通り、カフェに来ております!新作のパフェが出たんだって。チョコといちご迷ったから、二つ頼んじゃったんだけど…量多い…
あとね、りゅうくんにお願いして、あーんしてもらってるの。慰めてって理由で。
「希望バカねー、二個も食べれるわけないのに。」
「だってーーー。美味しそうなんだもん。」
「律も俺があーんしてあげよっか?♡」
「却下。」
こんなんでもずっと笑ってられるし、居心地いいし、パフェ永遠食べてたいな〜なんて…
「おなかいっぱいー…」
「のぞ、ダイエットは?(笑)」
「ひょ、しょうがないもん!明日から!」
「「「はははははっ!」」」
どんどん時間は流れた。楽しい時間はあっという間なんだよねー!今度はみんなで、遊園地とか行きたいな!そろそろ夏休みだし。りゅうくんとも2人でどっか行きたいなぁ…
「おし、じゃあお腹出して寝るなよ。」
「寝ないもん。」
「ははっ、じゃ、帰ったらメールするわ」
「ばいばい。」
「ばいばい。」
別れる時が一番寂しくなる。また明日も、会えるのにね…
「のぞ。」
自分の家に向かって歩いていったりゅうくんが、Uターンしてこちらに向かってくる。
「…チュ」
「ん、な!何!急に!」
「寂しいだろなーと思って。てか俺がそうだった。今度二人で遊び行こうな、行きたいとこ決めといてな。また明日ね。」
頭ポンポンして、また家に向かって歩いていった。改めてりゅうくんの手が男らしくて、安心できたのと、同じ気持ちだったってことで嬉しかった。なぜか彼の背中をずっと見ていたくなってしまって、遠く見えなくなってしまうまで、見つめていた。
「背ぇ、高いなぁ。背中大っきい…」
彼が見えなくなってから5分…ちょっと涼しくなってきて、思わずみとれてたんだけど、我に帰り急いで家に入った。

