───ガシャンッ!!


リビングから聞こえる、食器の割れる音にびくっと身体を弾ませた。

それと同時に、布団にくるまって小さくなる。

いや
こんな毎日。

夜はいつもこう。


「あなたがやればいい話でしょ!?」

「俺は働いてるんだぞ!?お前は、家のことだけやってればいいんだ!!」


いつからかは分からない。
分かりたくもない

なんで?どうして?

ちょっと前までは、みんな仲良かったのに。

そう思いながら、ベットを叩きつける


悔しい──。
嫌い。大嫌い。


絶対に会いたくない。