斎藤がバーで泣いていた。

コンプレックスに、苛まれていた。

男が現れた。

男「泣くこたないぜ」

斎藤「なんだってんだ」

男「天国はあるぜ、今もな」

斎藤「あるもんか。こんな悲惨な状況なのに…」

男「天国はあるのさ。いつだって。心も体も地獄でも、奥の世界では、ずっと、いつも、天国なのさ」