マジ・・ありえねぇ・・

でも、そんな表紙の雑誌を偶然見つけるより、事前に知っておけてよかったかも・・

取り乱さないで済むし・・

・・と無理矢理自分を落ち着かせる

グラビア誌とアイドル誌が同じ出版社だったから、出した条件

まだ、記事にもなっていなくて、撮りたての写真を部外者に見せるなんて・・って感じだったけど、なんとか説き伏せた

俺といるときの姫花と、仕事モードの姫は全くの別人

色んな葛藤があって、再び始めた仕事だから、応援してあげたいってもの本音

・・っつーか、やっぱ、帰りて~

さっきの姫花、間近で見たかった!!

絶対、かわいかったもん!!


短編集13【完】

2008.11.17


《 おまけ 》

大吾「なんじゃ、こりゃ~!!!」

がく「・・・・・」

翌月、偶然見つけたグラビア誌の表紙に、絶叫する大吾と息を殺し、必死で動揺を抑えるガクがいた