「どっちかっつうと、こんくらいで咲を独占出来るなら安いモンだな」

と大吾は怪しく笑顔を見せ咲の腰に手をまわし、自分に引き寄せた

戸惑う咲の顔は真っ赤だ
そして、大吾と咲は誰にも邪魔される事のない時間を楽しんだのだった

短編集16 【完】

2009.1.16