ペンダント~夢からわかる過去の真実~






すごくダルそうな顔を私に向けて。


「何?」


「あ、いや、その....」


「用がないなら俺行くけど」


さっき心配してくれたことが嘘のように冷たく言い放たれた。


態度のかわりように驚く。


怖いと思い、 なんでもない と言おうとした言葉を寸前で飲み込んだ。


これで「なんでもない」とか言えばますます怒るだろう。


頭をフル回転させて浮かんできた言葉を言ってみた。