ペンダント~夢からわかる過去の真実~







「大丈夫ですか?」


肩で息をしていた私をだれかが気にかけてくれた。


「は、はい....ありが....とう....ござ....っ!」


お礼をいいながら顔をあげると、なんと声をかけてきたのはあの男の人だった。


驚いた。


驚きすぎて頭痛が一瞬治ったほどだ。


その人は私の背中を擦りながら心配の目を私に向けていた。


(ん?その眼差しだれかと似て_____っ!)


そこまで言ってようやく確信がついた。