それにしてもあんなに大好きなお母さんの手料理を食べないでいただなんて...


私はどれだけ放心状態だったのだろうか。


だれかその一部始終をビデオにでも撮っててくれていないかなーーなんてね。


そんなこと考えてないでさっさと支度しちゃいますか。




グーグー鳴るお腹をおさえながら、私はお母さんの手料理がある下の階へと急いだ。