春は自分の気持ちに蓋をして私を手放そうと最初に言った。
家族も私のために私を忘れようとした。
でも、お母さんは唯一、繋がりをくれた。
ペンダントだ。
家族全員が持っているというペンダント。
同じペンダントを持っている星野先生を見つけて、確信を得た。
このペンダントがなければ、私は星野先生が本当のお母さんだったことはわからなかった。
そして、お母さんに出会わなければ、私と悠真が双子だったこともわからなかった。
お母さんが唯一、繋がりを与えてくれたおかけで、私は本当の家族を見つけることができた。
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