春とあなたはね....双子なの」
「双子!?」
これを聞かされて、驚かないでねって言われても無理。
悠真と...双子だったなんて。
そっかだから
「だから悠真もペンダントを持っていたのか」
「そうよ。例え桜と離ればなれになってしまったとしても、なんらかの繋がりがほしかったの。だからペンダントを渡したの」
「このペンダントがあるからあなたを忘れられなかったのかもね」とお母さんは言った。
悠真も同じペンダントを持っている。
悠真と私は双子。
でも
「名前違うよね?」
「それは私と同じ理由よ。あなたのためよ」
悠真も....いや、春も私のために名前を変えてくれたんだ。
全部、私のためを想って....。

