もう頭痛は消えていた。 私は自分のペンダントを高々と掲げた。 「ただいま!お母さん!」 『たとえ離ればなれになっても、ずっと繋がっているから』 このペンダントの想いのおかげで、私は実のお母さんに会うことができた。 だけど ....この先に永遠の別れをすることになる人物がいたことなんて、私は思いもしなかった。