莉夢と杏里と一緒にいたときの余韻に浸っていると、見覚えのある人とすれ違った。


暗くてよく見えなかったはずなのに、だれだかわかった。




「星野先生!?」


「え!村田さん?」



見覚えのある人は私のクラスの担任、星野先生だった。


暗かったはずなのに、星野先生も私のことがわかったみたい。