ペンダント~夢からわかる過去の真実~







私が思っていることと悠真が思っていることが偶然一致した可能性を信じていたかったけど、同じようなことが2回も起こったんなら、聞いてみるしかない。


「悠真ってさ....エスパー?」


「は?」


それを聞いた悠真は なにをばかな って顔をして私を見ている。


ほんとに気持ちが顔に出やすい人だな....っていまはそれどころじゃない。


「どうしてそんなこと思うんだよ?」


私の発言に明らかに不審がった悠真は軽く後退った。


(いや、心を見透かされたかもしれない私のほうが後退りたい気分だよ)