盛大とかまさか6時間目に学校につこうとでもいうの? 驚いた顔をする私に悠真は言った。 「でも思ってただろ? どうせ遅刻する事実は変わらないなら って」 「え!?」 体が硬直して思わずその場で立ち止まった。 「おい、どうしたんだよ」 突然立ち止まった私をみて不思議そうな顔をしている。 私、今声に出てたっけ....? ....いや、出てない。確実に出てない。 もしかして、私の心を 見透かした___....? それに、さっきも似たようなことあった。 悠真って一体何者....?