ペンダント~夢からわかる過去の真実~







いま、通学途中だってことに。


「そ、そうだったぁああぁあぁ!」


いきなり大声を出した私に驚いた顔をする蓬田さん。


「蓬田さん!遅刻する!」


「....だから?」


私が言った言葉に心底ダルそうな返事が返ってくる。


慌てて走り出そうとする私とは正反対で落ち着いて歩き出した蓬田さん。


うそ、そんなんで間に合うの....?