「何ですか?何回も迷惑なんですけど!」

もう一回ゆみは同じことを
言うと…


「安西…サン・・ですよね?」

「そうだけど…何?」


「小学校同じだった、ゆうやだけど…覚えてる?」


えっ…ゆうや?
ゆみはすごくビックリしました。


小学校一緒だったゆうやは
すごく大人しくて…外見も
普通で…

ゆうやは小学校5年のときに
親の都合で引っ越しちゃって
誰も連絡取れなくなっていた。

「ゆうや?本当にゆうやなの?」

「そうだよ…ごめんねいきなり。」

「そんなこといいよ!でも、何か用事?」


……