ピンポーン…



午前6時を回った頃ーーー


早朝、静かな部屋にチャイム音が響いた。



目を開けると、先生が気持ちよさそうに寝ている。





こんな早くに訪ねてくるって…

もしかして…





ガチャ…





やっぱり!!!





「ただいま〜」



お母さんの声が響いた。


先生がゆっくりと起き上がる。





やばいやばい!

ビール缶隠さなきゃ!





「あら?佐野先生、いらしてるの?」