先生はまだ静かに寝息を立てながら寝ている。




よっぽど飲んだんだろうなあ…




私はすぐ近くにあったブランケットを先生にかけてあげた。



「…よしっ、ご飯作ってあげよっ」



私は勢いよく立ち上がり、キッチンに向かった。


勉強は出来なくても料理ならできる。

私は冷蔵庫からある食材をおもむろに取り出し、料理した。


しばらくしてから、リビングのソファの所に動く影が見えた。