きみは風のようだった




「星空、爽来だって今日競技あるんだから…」



「そらちゃんいいって言ったもん」




ぷくーっと頬をふくらますせいちゃん。




「だから、」



「私は大丈夫だよ?競技午後だし、今日は100とリレーだけだからね」



「いや、でも!」




「大丈夫だよ?癒されるしリフレッシュになるから」



「ん。あんまわがまま言うなよ?星空」





「わかってるもん」





「よし、せいちゃんあそぼ!」




「うん!!」