「佳笑、星志、かい。あのさ話がある。」






「わかった…」


「うん」


「おう」





みんなそれぞれに返事してくれた。






「なら今日の放課後。」






そう言って私は自分の席に戻った。





「そら、言えたの?」




席に戻るなり、私の隣の席で爽桜が聞いてくる。






「うん。話あるって言ったら放課後時間くれるって。」







「そっか、よかったね。」






「うん」