きみは風のようだった




爽桜にはもう迷惑かけられない。




「私はもう平気。もう昔とは違うから。」





「そら、俺らの名前が似てる由来知ってる?」









「え?急にどうしたの?」












「知らないでしょ。」






なんだろう?






たんに同じ日に産まれて、


親も仲が良くて、双子のような感覚でつけたのかと思っていた。