きみは風のようだった




本当なら私よりきっと爽桜の方が外で遊びたかったと思う。







サッカーとか野球とか、もっともっと男の子らしい遊びをしたかったと思う。







いつも隣でにこって笑ってくれて、





爽桜は私の太陽のような存在だった。






私は爽桜の光に照らせれてやっと光れる月。







爽桜が風邪ひいて遊べない時は、




ものすごく暇だった。







私には友達が爽桜以外いなかったから。