きみは風のようだった




私はただただ教室から離れたくて、



星志のいる所から離れたくて、




久しぶりに全力で走った。






学校出て、気づいたら昔よく行ってた公園に向かってた。






「おい、そら!!」




がちっとまた誰かに腕を掴まれて、



そのまま抱きしめられた。






この香りは…