歩き始めて間もなく、皆が隣の子とそれぞれ話始めたのであたしはしばらく黙ってそれを聞いていた。
そんな時誰かが誕生日の話をしていたのが聞こえてきて、あたしはふと昨日お母さんから聞いた話を思い出し、斜め後ろにいる橘隼人に声を掛けた。
『ねぇ、隼人クン。隼人クンと澪って同じ誕生日なんだよ、知ってた?』
無愛想な顔であたしを見つめ隼人はポツリと呟いた。
「・・・知ってる・・・」
そう言ったきり黙ってしまった隼人の顔が少し怖くも思えたが、あたしはめげずに話続けた。
『知ってたの??あたしは昨日お母さんから聞いたの!同じ日なんて凄いよね』
「・・・・・・」
何も答えようとしない隼人の態度を見てあたしは声を掛けてしまった事を少し後悔していた。
そんなあたしを見て隼人がまた呟いた。
「・・2時間違いだろ・・」
あたしは何だか嬉しくなり隼人に続いた。
『みたいだね(笑)病院も遠いのに、同じ誕生日で同じ学校で同じクラスなんて偶然、あるんだねー。聞いた時凄い驚いた。』
嬉しそうに話すあたしとは対象的に、ニコリともしない隼人がまた呟いた。
「・・・・おれも・・・」
そんな時誰かが誕生日の話をしていたのが聞こえてきて、あたしはふと昨日お母さんから聞いた話を思い出し、斜め後ろにいる橘隼人に声を掛けた。
『ねぇ、隼人クン。隼人クンと澪って同じ誕生日なんだよ、知ってた?』
無愛想な顔であたしを見つめ隼人はポツリと呟いた。
「・・・知ってる・・・」
そう言ったきり黙ってしまった隼人の顔が少し怖くも思えたが、あたしはめげずに話続けた。
『知ってたの??あたしは昨日お母さんから聞いたの!同じ日なんて凄いよね』
「・・・・・・」
何も答えようとしない隼人の態度を見てあたしは声を掛けてしまった事を少し後悔していた。
そんなあたしを見て隼人がまた呟いた。
「・・2時間違いだろ・・」
あたしは何だか嬉しくなり隼人に続いた。
『みたいだね(笑)病院も遠いのに、同じ誕生日で同じ学校で同じクラスなんて偶然、あるんだねー。聞いた時凄い驚いた。』
嬉しそうに話すあたしとは対象的に、ニコリともしない隼人がまた呟いた。
「・・・・おれも・・・」