次の日。
学校に行くと皆が楽しそうに、買ってもらったリュックや水筒を自慢げにお互い見せびらかしていた。

そのわくわく感にさらにあたしの胸は高鳴っていった。


各担任の先生が集合をかけ、班毎に並び、あたし達は初めての遠い道程を歩き始めた。