目が覚めたら私は、ベッドの上にいた。カーテンの隙間から光が差し込んでいる。




「なんだ、夢………じゃないね…」




私の暮らしてた家のベットはこんなに大きくないし天井もついてない。しかも、部屋広っ




「よいしょ」





ん?心なしか声も高いような…気のせい?





「ルナ様、おはようございます。朝食ができていますよ。」





誰だろ、この人。綺麗な人だなぁ。





「ルナ様、私の顔になにかついていますか?」





「あなた誰?」





「!?」






どうしたんだろう急に固まって、お名前知りたかっただけなのに





「ルナ様!!病院へ行きましょう!」





「どーしてですか?私どこも痛くありませんよ?」




「あぁどうしましょう。ルナ様が………これは、旦那様に知らせないと」





あ、綺麗な女の人行っちゃった……あの女の人身長高かったなぁ私が150cmだから、そう感じるのかなぁ。




ん?鏡に映ってるこの可愛い女の子は誰?……………




「えええええええええええーー!!!!」





これ私!?嘘、ちょー可愛い。小学生?いや幼稚園せいかも………思い返してみたら私やばい事言っちゃったかも。どうしよう、思い切って「私、トリップしてきました☆」って正直に言おうかな。ほんとにどうしよ………





「ルナ様!!」
「ルナ!!」




あーやばい、きちゃったよ





「おかわいそうに、記憶喪失になってしまわれて………」