高校生の初美のもとに、ある日「魔女」から手紙が届く。「魔女」の「魔法」にやって透明人間になった初美は、ひょんなことから自分が見える堂本と話すように。文化祭によって、仲を深めていく二人。それから「魔女」の手紙が何通か届くが、その中で「魔法」は初美にしかとけないと綴られていた。その後初美は、幼なじみの咲良と果夏が言い争っているところを目撃する。そして初美は、自分が透明人間ではなく幽霊で、事故で死んだことを思い出す。初美は自分が死んでいないと暗示をかけていた。果夏は初美の事故の原因が自分にあると思い、罪悪感から初美に話しかけらず、「魔女」と名乗り手紙で間接的に干渉していて、堂本はその手伝いをしていた。二人が自分の四十九日を幸せな時間にしようとしていたことに気づいた初美は、四十九日目を迎え、堂本と「魔女」──果夏に笑顔で別れを言う。