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願いってなんですか?
もしこの文字が読めるなら
次の手紙で返事をください
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自分で書いた文字を読み返してみると、なんだか不思議な気分になった。
結局、手紙ではなく″机″に書く形になってしまったけれど。
「魔女」とやりとりするなんて、たぶん、一生で一度もないと思うから。
たとえそれが、この学校のどこかにいる普通の生徒だったとしても、透明な私に干渉できるというのは興味深いことだ。
でも、「魔女」が私と顔を合わせたくない理由が分からない。
そして、「魔女」が誰なのかも、どうして私に手紙をくれるのかも、分からない。



